カテゴリ: Linuxコマンド集 更新日: 2026/02/22

rm --versionオプションの使い方!Linuxでバージョン情報を確認する方法を初心者向けに解説

rm --versionオプション|バージョン情報を表示する
rm --versionオプション|バージョン情報を表示する

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Linuxのrmコマンドで、--versionっていうのを見たんですが、これは何ですか?」

先生

「それはrmコマンドのバージョン情報を表示するためのオプションですよ。ソフトの種類や更新時期などがわかります。」

生徒

「それって使う場面あるんですか?削除とは関係ないように見えますけど…」

先生

「意外と大事なんです。環境や機能の違いがあるとき、どのバージョンかを確認することでトラブルを防げますよ。」

1. rmコマンドとは?

1. rmコマンドとは?
1. rmコマンドとは?

rmコマンドは、LinuxやUnix系OSで使われる「ファイルやディレクトリを削除する」ための基本コマンドです。「remove(リムーブ)」の略で、英語で「取り除く」という意味を持っています。

たとえば、次のように使います。


rm old_file.txt

このように入力すると、old_file.txtというファイルが完全に削除されます。ゴミ箱に移動されるわけではなく、元に戻すことは基本的にできません

2. --versionオプションとは?

2. --versionオプションとは?
2. --versionオプションとは?

--versionオプションは、そのコマンドのバージョン情報を表示するためのオプションです。これはrmだけでなく、ほとんどのLinuxコマンドに共通して使える便利な機能です。

バージョン情報には、プログラムがいつ作られたか、どの団体が提供しているか、どのライセンスに基づいているかなどが表示されます。

3. rm --versionの使い方

3. rm --versionの使い方
3. rm --versionの使い方

ターミナルを開いて、以下のように入力します。


rm --version

実行すると、次のような出力が表示されます(内容は環境によって異なります)。


rm (GNU coreutils) 8.32
Copyright (C) 2020 Free Software Foundation, Inc.
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
Written by Paul Rubin, David MacKenzie, Richard Stallman, and others.

このように、rmコマンドがGNU coreutilsパッケージの一部であること、そしてそのバージョンが「8.32」であることがわかります。

4. なぜバージョン確認が必要なの?

4. なぜバージョン確認が必要なの?
4. なぜバージョン確認が必要なの?

「rmのバージョンなんて、削除できれば関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、実は違います。

  • システムによりオプションの数や動作仕様が違う
  • 古いバージョンでは使えないオプションがある
  • トラブルシューティングで「どのバージョンを使っているか」が重要な情報になる

たとえば、同じrm -vでも、バージョンによっては出力内容が異なる場合があります。トラブルを解決したり、他の人に質問したりするときにも、バージョン情報はとても役立ちます。

5. --versionは他のコマンドでも使える

5. --versionは他のコマンドでも使える
5. --versionは他のコマンドでも使える

--versionオプションは、Linuxの多くのコマンドに対応しています。つまり、rmだけでなく、次のようなコマンドでも同様にバージョンが表示できます。


ls --version

cp --version

mv --version

このようにして、自分が使っているLinux環境で、どのツールがどのバージョンなのかを簡単に把握することができます。

6. バージョンとセキュリティの関係

6. バージョンとセキュリティの関係
6. バージョンとセキュリティの関係

バージョン情報は、単に新しいか古いかだけでなく、セキュリティ面でも重要な手がかりになります。

古いバージョンのrmコマンドには、削除の安全確認機能がなかったり、バグが放置されていることもあります。OSのアップデートやツールの更新が必要なときに、バージョン確認は欠かせません。

7. rmコマンドの他の基本オプションと組み合わせ

7. rmコマンドの他の基本オプションと組み合わせ
7. rmコマンドの他の基本オプションと組み合わせ

せっかくなので、rmコマンドの他の代表的なオプションも併せて紹介します。

  • -f(--force):確認せずに削除
  • -i:削除前に確認
  • -r(--recursive):ディレクトリごと削除
  • -v(--verbose):削除内容を表示

オプションを組み合わせると、次のように使えます。


rm -rfv old_folder

このコマンドは「old_folder」を再帰的に強制削除し、削除したファイル名も表示してくれます。--versionのような確認用オプションと、実行系のオプションは目的に応じて使い分けましょう。

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