カテゴリ: Linuxコマンド集 更新日: 2025/12/16

cp -iオプションの使い方|上書き前に確認する安全なコピー方法を初心者向けに解説!

cp -iオプション|上書き前に確認する安全なコピー方法
cp -iオプション|上書き前に確認する安全なコピー方法

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Linuxでファイルをコピーするときに、うっかり上書きしてしまいそうで怖いです…」

先生

「それなら、-iオプションを使うと安心ですよ。上書きする前に『本当にいいですか?』と聞いてくれるんです。」

生徒

「えっ、そんな便利な方法があるんですね!詳しく教えてください!」

先生

「もちろんです。それでは、実際にcp -iオプションの使い方を学んでいきましょう。」

1. cpコマンドとは?

1. cpコマンドとは?
1. cpコマンドとは?

cpコマンドは、Linuxでファイルやディレクトリ(フォルダ)をコピーするための基本的なコマンドです。たとえば、ファイルを別の場所に複製したいときに使います。

例えば「text.txt」というファイルを「backup」フォルダにコピーするには、次のように入力します。


cp text.txt backup/

この操作で、同じ内容のファイルがbackupフォルダに作られます。ただし、すでに同じ名前のファイルがあると、上書きされる可能性があるので注意が必要です。

2. 上書き事故を防ぐ-iオプションとは?

2. 上書き事故を防ぐ-iオプションとは?
2. 上書き事故を防ぐ-iオプションとは?

Linuxでは、コピー先に同名ファイルがあると、通常はそのまま上書きされます。誤って大事なファイルを消してしまうこともあります。

そこで登場するのが-iオプションです。「interactive(対話的)」の略で、上書きする前に確認をしてくれる安全な方法です。

以下のように使います。


cp -i text.txt backup/

このようにすると、コピー先に同じ名前のファイルがある場合、次のように聞かれます。


cp: overwrite 'backup/text.txt'?

ここで「y」と入力すれば上書き、「n」と入力すればキャンセルされます。

3. cp -iの動作を実際に確認してみよう

3. cp -iの動作を実際に確認してみよう
3. cp -iの動作を実際に確認してみよう

まず、違う内容の2つのファイルを作ってみましょう。


echo "元の内容" > backup/text.txt
echo "新しい内容" > text.txt

次に、-iを使ってコピーしてみます。


cp -i text.txt backup/
cp: overwrite 'backup/text.txt'?

このように確認メッセージが表示されるので、間違って上書きするリスクが減ります

4. cp -iの「i」は何の略?

4. cp -iの「i」は何の略?
4. cp -iの「i」は何の略?

-iの「i」は「interactive(インタラクティブ)」の略で、ユーザーと対話しながら処理を進めることを意味します。

つまり、単にコピーするのではなく、「上書きしてもいいかどうか、あなたの判断を聞きますよ」という親切な動作をしてくれるのです。

5. cp -iと他のオプションの違い

5. cp -iと他のオプションの違い
5. cp -iと他のオプションの違い

cpコマンドには-f(force)という、確認なしで強制的に上書きするオプションもあります。

ですが、初心者には-iのほうが安心です。万が一の事故を未然に防げるからです。

  • -f:問答無用で上書き(上級者向け)
  • -i:確認してから上書き(初心者向け)

この2つは同時に使うこともできますが、その場合は最後に指定した方が優先されます。

6. cp -iと組み合わせる便利なオプション

6. cp -iと組み合わせる便利なオプション
6. cp -iと組み合わせる便利なオプション

-iは、他のオプションと組み合わせることでさらに便利になります。

  • -v(verbose):コピーするファイル名を表示
  • -r(recursive):フォルダごとコピー

たとえば、フォルダをコピーしつつ、上書き確認と進行状況も表示したい場合は、次のようにします。


cp -irv myphotos/ backup/

これで、上書き確認しながら安全にフォルダ全体をコピーすることができます。

7. cp -iを使うときのポイント

7. cp -iを使うときのポイント
7. cp -iを使うときのポイント

cp -iはとても便利ですが、次のような場面で特に役立ちます。

  • バックアップフォルダにうっかり上書きしたくないとき
  • 複数のファイルを一気にコピーするとき
  • 大事な設定ファイルを上書きしたくないとき

操作ミスによるファイルの消失は、初心者がLinuxを学ぶ上で最もつらい経験です。-iオプションを使うことで、そのリスクをぐっと減らすことができます

この記事を読んだ人からの質問

この記事を読んだ人からの質問
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プログラミング初心者からのよくある疑問/質問を解決します

cpコマンドとは何ですか?Linuxでファイルをコピーする方法として正しい使い方を知りたいです。

cpコマンドは、Linuxでファイルやフォルダ(ディレクトリ)をコピーするための基本的なコマンドです。たとえば、あるファイルを別の場所に複製したいときに使います。初心者がよく使うLinuxコマンドの一つです。
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